ドラッグストア薬剤師はきついと評判です。
ドラッグストアでの仕事がきついから転職をしてでも辞めたいという方もいます。
ドラッグストアがきつくて辞めたいという薬剤師に理由を聞くと、3つの理由があることが分かりました。
24時間365日営業のドラッグストアが増えているので、これからも転職してでも辞めたいという薬剤師も増える傾向にあります。
仕事はきついけど高収入なドラッグストア薬剤師のやめたくなる理由と、勤務時間の実態も詳しく紹介します。

薬剤師デイゴ
20代:年収450万のブラック調剤薬局でサービス残業
30代:転職で年収600万のブラック調剤薬局マネージャー
毎日22時まで仕事をし体調壊す
40代:ブラック卒業し転職!年収800万+投資・副業で年収1,000万達成
ブラック薬局は、完治不能の病気と同じだと悟りました。
ハッピーな転職を応援しています。
ドラッグストア薬剤師は仕事がきつい理由3選
ドラッグストア薬剤師の仕事がきついというのは3つの理由があります。
ドラッグストアの仕事がきついせいで辞めたいという方って多いです。
- 土日休みじゃないし残業も多い
- 薬剤師以外の仕事もある
- 薬剤師1人での仕事量が多い

土日休みじゃないからきつい
ドラッグストアの営業は土日でも営業しており、営業時間も9時~22時と結構長いです。
ドラッグストアの中には24時間365日営業の店舗もあります。
休みが不定期っていうのはきついですよね。
それも自分の都合に合わせてドラグストアでの勤務をするのではなく、人員が少ない時や繁忙時期になると、自分の働いている店舗だけでなく、他のドラッグストアの手伝いに行かないといけなくなります。
ドラッグストア薬剤師の仕事が最近さらにきついと言われています。
これまではドラッグストア自体は24時間営業でも、調剤に限っては18時で終了というように薬剤師は別格でした。
ですが調剤併設型のドラッグストアで24時間営業が増えてきています。
この2つの大手ドラッグストアでは24時間営業が増加傾向にあります。
患者にとっては助かるのですが、働く薬剤師にとっては夜勤が増えて正直きついですね。
仕事量が多いからきつい
ドラッグストア薬剤師がきついと言われるのは、仕事量が多いことも理由になっています。
ドラッグストアでない薬剤師は、調剤薬局・病院でも薬剤師としての仕事しかしません。
でもドラッグストア薬剤師の場合には、薬に関する仕事以外にもたくさんあります。
つまり肉体労働が結構多いのがきついです。
薬剤師だからといって、ドラッグストアの他の職員を手伝わないわけにはいきません。
なんだってやるのがドラッグストア薬剤師です。
1人で仕事をするのがきつい
ドラッグストア薬剤師って、ごく少人数で仕事をしているのがきついです。
処方箋の受付が少ないところでは、1人薬剤師ということもあるから大変ですよね。
病院の門前で調剤専門にやっているドラッグストアでしたら薬剤師の人数も多いのですが、ドラッグストアが調剤併設店舗を増やしている現状では、1人薬剤師が当たり前です。
1人薬剤師は精神的にも肉体的にもきついですね。
ドラッグストア薬剤師を辞めたい理由
ドラッグストア薬剤師が仕事を辞めたいと考える理由ワースト1位は・・・

ドラッグストア薬剤師の仕事は、調剤だけでなくOTC商品を取り扱うし、健康相談なども多いです。
でも薬剤師としての仕事なので、きつくても楽しめている方もいます。
ドラッグストアだけではありませんが、薬剤師であっても会社からのプレッシャーはあります。
ドラッグストア薬剤師としての仕事にはやりがいを感じていても、上司からの命令にストレスを感じて辞めていく薬剤師は非常に多いです。

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転職エージェントも親身に相談にのってくれます。
ドラッグストアがいいという薬剤師もいる
ドラッグストア薬剤師は仕事量も多いし不定休ですが、それでもドラッグストア薬剤師がいいという方もいます。
ドラッグストア薬剤師を辞めても、調剤薬局や病院薬剤師として働かずに、もう一度ドラッグストアへの転職を選ぶ方もいます。
ドラッグストア薬剤師がいいという理由は3つです。
- 高収入だけど楽
- やりがいがある
- 薬の知識と経験が増える

やっぱり高収入
ドラッグストア薬剤師を辞めて転職してもドラッグストアを選ぶ理由は、やっぱり高年収だからです。
ドラッグストアの薬剤師の年収は、転職サイトを調べると500万円~650万円が平均値です。
ドラッグストア大手の初任給と中途採用の年収をまとめました。
ドラッグストア | 初任給 | 中途薬剤師 年収 |
---|---|---|
ウエルシアホールディングス | 35~45万円 | 500~600万円 |
ツルハホールディングス | 30~46万円 | 500~650万円 |
コスモス薬品 | 37.2万円 | 550~650万円 |
マツキヨココカラ&カンパニー | 42.1万円 | 505~700万円 |
スギ薬局 | 31.8万円 | 450~600万円 |
調剤薬局の平均年収は472万円です。
ドラッグストア薬剤師の平均年収にも届かないんです。
どれだけ仕事がきつくても、ドラッグストア薬剤師を続ける理由としては十分インパクトありますね。
仕事はきついけどやりがいがある
ドラッグストア薬剤師は、仕事はきついけどやりがいがあります。
ドラッグストア薬剤師のやりがいって、OTC薬の提案ができることです。
実際にドラッグストアで働く薬剤師の口コミを紹介します。
ドラッグストアで2カ月ほど働いて感じたこと。
お客さん(患者さん)とめっちゃ話ができるし提案もできるところが楽しい。
調剤関係はやっぱり調剤メインの薬局と比べて枚数が少ないので経験は少ない。
その分人は少ないので細かいことが学べたりする。
ドラッグストア薬剤師と調剤薬局・病院薬剤師の仕事内容で大きく違うのは、OTC薬の相談と販売です。
調剤も病院も基本的には薬を選ぶことが出来ません。
医師の処方箋に基づいた仕事になるので、薬を取り揃えたり服薬指導をすることがメインです。
OTC薬の処方権を持っているのが、ドラッグストア薬剤師なんです。
もちろんどの商品が人気なのかも教える事ができます。
自分が選んであげた商品でお客さん(患者さん)が喜んでくれたら、ものすごくやりがいを感じます。
スキルアップできる
ドラッグストア薬剤師をしていると、薬剤師としてスキルアップできるのできつくても辞めたくなくなります。
- 処方薬の知識
- OTC薬の知識
- 調剤スキル
- 健康相談のスキル
- 在庫管理
- PCR・抗原検査
ドラッグストア薬剤師は店舗によっては1人で仕事をすることも多いので、なんだって経験できます。
ドラッグストアの調剤専門店舗でなければ、なんだってできるようになります。

ドラッグストアは店舗次第です。
転職エージェントも親身に相談にのってくれます。
ドラッグストア薬剤師の勤務時間の実態
ドラッグストア薬剤師の仕事はきついと言われていますが、実際の勤務時間はどうなっているのかを紹介します。
実は最近のドラッグストアは、勤務時間はほぼ同じなんです。

勤務時間の実態
ドラッグストア薬剤師の勤務時間は、残業があるから長くなりきついんです。
薬剤師として仕事以外にも、品出しやレジ作業などたくさんあります。
会社への報告書などもあります。
残業しないと仕事が終わらないんです。
実はドラッグストア薬剤師の勤務時間は、大手であればほぼ変わりません。
ドラッグストア薬剤師の勤務時間の具体例を紹介します。
ドラッグストア大手のウェルシアホールディングスは、年間・月間ともに労働時間が決まっています。
繁忙時期など1日の労働時間は最長で15時間まで設定できますが、月間の労働時間が決まっているので休みが増える事になります。
土日など繁忙曜日には8時間以上の勤務時間にすると、月間166時間(週41.5時間で換算)とした場合には休みが3日間になります。
曜日 | 勤務時間(h) |
---|---|
月 | 8 |
火 | 8 |
水 | 休み |
木 | 休み |
金 | 休み |
土 | 15 |
日 | 10.5 |
確かに長時間労働はきついですが、その分休みが増えるのでメリットになりますね。
ウエルシアホールディングス株式会社の勤務時間
1ヶ月単位変形労働時間制 (年間所定労働時間:1,992時間、月間平均労働時間:166時間)
※1日4~15時間の1時間単位、繁閑に応じて設定
ウエルシアホールディングス株式会社
残業さえなければと誰しも感じていますが、会社から求められることが多いし、キャリアップのためにはどうしても必要です。
土日休みなんて望めない
ドラッグストア薬剤師は土日休みなんて考えてはいけません。
特に土曜日は処方箋調剤の仕事もあるし、OTC販売や健康相談などが増加します。
日曜日もお客さんが多いので、薬剤師がいるというだけでも安心できます。
調剤併設型のドラッグストアは、近隣店舗の薬剤師に手伝ってもらいながら人員不足を補填しています。
どうしても土日に休みたいというなら、ドラッグストアで勤務することは諦めて調剤薬局をおすすめします。
ドラッグストアの仕事がきついときの対処方法
ドラッグストア薬剤師の仕事がきついなと感じたときの対処方法を3つ紹介します。
最近はドラッグストアは調剤併設店舗を増やしているので、薬剤師不足が正直きついです。
職場環境を変えたいなら3つの方法のうち一つでも試してみて下さい。

転職する
ドラッグストア薬剤師の仕事がきついなら、やっぱり一番おすすめするのは転職です。
ドラッグストア薬剤師の転職の場合には、2通りの転職があります。
- 別のドラッグストアへ転職する
- 調剤薬局へ転職する
ドラッグストア薬剤師の仕事が好きだというなら、別のドラッグストアへの転職が簡単でいいです。
調剤薬局へ転職する場合には注意が必要です。
調剤薬局へ転職しても即戦力になれる事が重要です。
店舗を異動する
同じドラッグストアであれば、どの店舗がきつくないのか分かるはずです。
ドラッグストアは簡単に人員を増やしてくれません。
だから上司に薬剤師をもう一名欲しいといっても、売り上げがアップしない限りは無理でしょう。
ドラッグストア薬剤師の仕事がきついけど、転職をするほどでもないのであれば異動届を出して上司と相談をしましょう。

異動できなければきつい仕事は続きます。
転職エージェントも親身に相談にのってくれますよ。
ドラッグストア薬剤師におすすめの転職サイト

ドラッグストア薬剤師におすすめする転職サイトは、「ファルマスタッフ」です。
ファルマスタッフは、大手調剤薬局チェーンが運営している転職サイトです。
- 求人数は4万件以上
- 調剤薬局とドラッグストアの情報が豊富
- どんどん求人を紹介してくれる
かなり積極的に求人を紹介してくれるだけでなく、転職エージェントが親身になって相談にのってくれます。
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