薬剤師はやめとけ!辞めたい理由がわかるブラック調剤薬局の体験談

薬剤師転職
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薬剤師はやめとけと言われる理由は、ブラックな薬局やドラッグストア・病院にブラックな薬剤師や経営者がいるからです。

薬剤師を辞めたいと思ってしまう理由と、ブラック調剤薬局の体験談を紹介します。

この記事を書いた人

薬剤師デイゴ

20代:年収450万のブラック調剤薬局でサービス残業
30代:転職で年収600万のブラック調剤薬局マネージャー
   毎日22時まで仕事をし体調壊す
40代:ブラック卒業し転職!年収800万+投資・副業で年収1,000万達成

ブラック薬局は、完治不能の病気と同じだと悟りました。

ハッピーな転職を応援しています。


薬剤師はやめとけと言われる理由

薬剤師はやめとけと言われるにはキチンと理由があります。

薬剤師の仕事って想像よりも楽じゃないし、ブラックな環境で働いている薬剤師もたくさんいるんです。

薬剤師やめとけ

年収が高くないからやめとけ

薬剤師をやめとけという理由は、年収が同じ医療従事者の中でも高くないということです。

薬剤師は6年制薬学部を卒業して、薬剤師国家試験を合格してなる事ができます。

薬剤師の平均年収は、41歳で565万円です。

新人・新卒薬剤師の平均年収は、420万円です。

では薬剤師になる為に必要な学費はというと、国公立は約350万円、私立は約1,200万円です。

それだけではありません。

薬剤師国家試験に一発で合格しなかった場合には、薬剤師国家試験予備校にも通う必要があり、その費用は100万円します。

薬学部を卒業して一発で薬剤師国家試験に合格しても、私立大学の場合には約3年間働いてやっとで学費分を稼ぐことができるのです。

同じ6年間大学で学ばないといけない医師と比較してみても、薬剤師はやめとけという気持ちはよくわかります。

6年も大学に行ったのに、医師と薬剤師の仕事内容は違えど、薬剤師は1,000万円稼ぐことはかなり難しいんです。

楽じゃないからやめとけ

薬剤師の仕事のイメージは、白衣を着て薬を準備して渡すだけという楽な仕事に思われています。

実際には薬剤師の仕事は楽じゃなく、肉体労働だからやめとけって言われます。

薬剤師はかなりストレスを感じる仕事です。

  • 薬を間違えたらヤバい
  • 患者を待たせたらクレームになる
  • 医師に気を遣わないといけない

薬を間違えないように、待ち時間の少ないようにしないといけないので、走り回っています。

医師の機嫌を損ねてしまえば、上司から怒られるのは当然です。

これで年収1,000万円もらっていたら、やめとけなんて言いません。

年収の割には、薬剤師の仕事って楽じゃないんです。

ブラックだからやめとけ

薬剤師やめとけと言われるのは、薬局・病院・ドラッグストアどこでもありますが、ブラックな職場があるからです。

  • サービス残業が多い
  • 休日出勤もある
  • 代休はない

このブラックさが当たり前の環境になって身体が慣れてしまうと、文句をいう気力も失われてきます。

もともと薬剤師は人員不足なので、自分が休んだり仕事量を減らしてしまうと、患者にしわ寄せがいくからです。

薬剤師としては、患者に迷惑をかけるわけにはいかないという気持ちで必死に我慢しています。

せめてお金で解決してくれないかなと社長に直談判しようとも考えましたが、ブラックな会社の場合は言っても無理に決まっているので、辞めたい気持ちを抑え込んで働くしかありません。

新人・新卒薬剤師が辞めたい理由

新人・新卒薬剤師は辞めたいと感じるブラックな環境は3つが特徴的です。

  • 自分の時間がなくなる
  • ただ薬を渡すだけ
  • 先輩が教えてくれない
新人・新卒薬剤師やめとけ

自分の時間がなくなるならやめとけ

新人・新卒薬剤師はまだ薬剤師としての仕事にも会社員としての仕事にも慣れていません。

どれだけ必死にやっても、どうしても時間がかかってしまいます。

朝出勤して残業して仕事が終わるころには、疲れ切って何もする気力が残っていません。

  • 食事をすませる
  • 入浴する
  • ただぼーっとする

自分の時間が全くとれないなら、薬剤師やめとけって言われてもおかしくないです。

薬を渡すだけならやめとけ

新人・新卒薬剤師は、自分の理想とする薬剤師像を持っています。

でもただ薬を渡すだけの薬剤師ならやめとけと言われても仕方ありません。

  • 患者の悩みを解決してあげたい
  • 患者が満足する薬の説明をしてあげたい
  • 在宅医療もしてみたい

せっかく薬剤師として医療に貢献しようとやる気になっていたのに、ただ薬を渡すだけなら辞めたいと思うのも当然です。

教えてくれないならやめとけ

新人・新卒薬剤師が入社の時に会社に求めるのが、充実した研修とフォローアップです。

でも実際は研修すると入社前は言っていたのに、だれも結局教えてくれません。

基本的な仕事のやり方だけ教えて、薬剤師として成長するためにはどうすればいいのかということすら教えてくれません。

薬剤師として成長するチャンスを奪われたも同然です。

大手調剤薬局などの場合には、研修制度もしっかりしていて学会に参加することも出来ます。

研修やフォローアップを期待する新人・新卒薬剤師であれば、大手に限定して薬剤師として仕事をすればやめとけなんてことにはならないでしょう。

ブラック調剤薬局はやめとけ!薬剤師の体験談

では私が実際に体験したブラック薬局の体験談を紹介します。

この体験談を薬剤師じゃない友人にしたところ、「薬剤師やめとけ」と言われました。

ブラック薬剤師やめとけ

ノルマの厳しい調剤薬局はやめとけ

調剤薬局にもノルマがあることをご存じですか?

私が体験した調剤薬局は、とってもノルマの厳しい薬局でした。

  • 薬歴記載は1件2分以内
  • かかりつけ薬剤師を月30件同意
  • 新人薬剤師でも1日30件以上投薬

使えるものはすべて使って、最低人員で効率よく業務をし、稼げるものはすべて稼ぐというブラック薬局です。

ノルマに達成できていないと、面談があります。

  • このノルマがなぜ必要なのか
  • 会社にどれだけ利益をもたらすか理解しているのか
  • やる気があるのかないのか

面談をする方も会社からいろいろ言われているので、これ以上自分に被害がないようにするために必死です。

休みがもらえないならやめとけ

私は最長で2週間連続出勤したことがあります。

休みがもらえなかった原因は人手不足です。

忙しい時期になると、薬剤師でも風邪をひいたり、家族の看病をしないといけないなど薬剤師不足になるのが毎年の恒例行事です。

もともとブラックな薬局なので、新人薬剤師が入社しても1年以内に辞めるケースもあります。

新規店舗をオープンさせたら、そちらに薬剤師をまわさないといけなくなります。

慢性的な薬剤師不足がずっと続きます。

本当は休みの予定だったのに、人が足りないからとどうしてもとお願いされ、結局2週間連続出勤でした。

さすがに代休があるだろうと、上司からの連絡を待ちましたが一向に代休の話しは出てきませんでした。

薬剤師やめとけと言われる薬局の特徴

薬剤師やめとけ!ブラック調剤薬局の特徴

薬剤師をやめとけと言われる薬局には特徴があります。

  • 社長が薬剤師じゃない
  • No2みたいなやつが仕切っている
  • 給料を上げない

ブラック薬局は、この3つの特徴すべてに当てはまっています。

あなたの働いている薬局が3つの特徴に当てはまっていたら、明日にでも転職活動をしたほうがよいです。

薬剤師やめとけと言われる薬局は、たいがいお金にうるさいです。

かといって社長はあまり給料をもらっていないのかというと、「月100万円」という根拠のない給料をもらっています。

Deigo
Deigo

年収600万円以上の求人多数。

転職エージェントも親身に相談にのってくれます。

案件数40,000件以上だから必ず見つかる。

人間関係の悪い薬局はやめとけ

薬剤師はもうやめとけ!本当に辞めたいと思ってしまう理由は、収入や休みなどの問題だけではありません。

人間関係の悪い薬局はやめとけ!

薬剤師はやめとけ

話す人がいないならやめとけ

人間関係は仕事を続けていくうえで、とても重要な要素の一つです。

調剤薬局だけでなく病院の薬剤部も同じですが、狭い空間のなかで仕事をしています。

1日8時間という長い時間を同じ職員と何日も過ごしています。

職員同士のトラブルで人間関係が最悪になり、話もしてくれないから辞めたいという薬剤師もいました。

事の発端は、ちょっと注意しただけ。

  • ミスを連発してしまう薬剤師にちょっと注意しただけ。
  • 入力ミスした医療事務にちょっと注意
  • 意見が違った先輩にちょっと注意

そこから急に仲間外れのような状態になり、話をする人がいなくなってしまったそうです。

嫉妬する薬剤師はやめとけ

薬剤師はプライドの高い人種なので、自分よりも知識があったり人気があったりすると、嫉妬をしてしまいます。

  • 出身大学の偏差値が高い
  • 薬の知識が豊富
  • スタッフと楽しく話をしている

薬剤師にはありがちなんです。

もともと頭の良い方が多いので、人よりも勝っていないと自分を認められていないような感じがするんでしょう。

嫉妬する薬剤師は、ほぼ100%悪影響を与えてきます。

根も葉もないうわさを流されたり、根拠のない出まかせを言われたり、いじめてきたりと様々です。

特に転職して入社した薬剤師さんは注意が必要ですよ。

薬剤師を辞めたい理由が出来たから転職した体験談

薬剤師を辞めたいとまで思ったけど、理由はどうあれ薬剤師の仕事は続けたいと思い、転職を決意した体験談を紹介します。

薬剤師やめとけ!実際に転職した体験談

辞めたい理由ができたら転職を考えるべき

友人に薬剤師やめとけと言われる前に、薬剤師を辞めたい理由が出来たら転職することをおすすめします。

薬剤師をやめとけというと、薬剤師という仕事を辞めて別の職種がいいといっているのと同じです。

薬剤師は働く環境でぜんぜん違います。

私も転職をしていますが、辞めたいとは思っていません。

  • 年収もアップした
  • 休みも取れている
  • 薬剤師の仕事がしっかりできている

転職して本当に良かったと思っています。

やめとけという前に転職サイトに登録

本当は転職しようか悩んでいました。

友人の薬剤師に聞いても、しんどいだの休みが取れないだの同じような境遇だったからです。

どこで働いても薬剤師はやめとけってなるんなら、せっかく覚えた仕事なので転職して一から出直すのが面倒に思えました。

でも別の薬剤師の友人が転職活動で他の調剤薬局に見学に行ったところ、自分の薬局とは全然違う環境があることを知ったんです。

  • 設備も充実している
  • 外来だけじゃなく在宅もやっている
  • 薬剤師と事務が楽しそうに会話している

これはもしかして、自分にもピッタリな環境があるのでは?と試しに1回だけと思い転職サイトに登録しました。

友人が教えてくれた転職サイトは、4項目登録するだけだったので簡単でした。

でも要望を書く欄があったので、自分のやめたい理由と絶対これだけは押さえておきたいことを書いて登録しました。

  • 年収は今よりも上がるところ
  • 普段の休みと有給休暇は取れるところ
  • ノルマを課さないところ
  • できれば同年代の薬剤師や事務のいるところ
  • 毎年少しでも昇給があるところ

せっかく登録した転職サイトだったので求人を探していたところ、担当の転職エージェントさんから連絡があり、非公開の求人でピッタリのがあると紹介してもらいました。

後日求人している薬局に見学に行かせてもらったところ、とても気軽に会話を楽しませてくれて、薬局の説明や今後やりたいことなど将来の展望まで話してくれました。

これまでは出会いなんてないだろうと諦めていたけど、非公開の求人に希望に合う薬局があって良かったです。

Deigo
Deigo

年収600万円以上の求人多数。

転職エージェントも親身に相談にのってくれます。

案件数40,000件以上だから必ず見つかる。

参考記事

薬剤師をやってると、必ず辞めたい!今すぐ辞めたい!と思う事ってあります。

どうしても薬剤師を辞めたいと考えている方はこちらを参考にどうぞ>>>薬剤師を辞めたい

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