薬剤師の転職回数が多いと、転職したくても不利になって成功しないって言われています。
薬剤師だから転職を何回しても関係ないなんてことはありません。
薬剤師の転職回数が理由で転職に成功しなくなるのは、新卒の24歳~30歳までの転職回数で決まります。
30歳までに3回以上転職していたら、転職に成功するのはかなり厳しいです。
薬剤師の人事担当者は転職回数を重要視しています。
だからといって転職回数が多いというだけで転職に成功しないわけではありません。
転職回数が多い人でも転職に成功するコツがあるので詳しく紹介します。

薬剤師デイゴ
20代:年収450万のブラック調剤薬局でサービス残業
30代:転職で年収600万のブラック調剤薬局マネージャー
毎日22時まで仕事をし体調壊す
40代:ブラック卒業し転職!年収800万+投資・副業で年収1,000万達成
ブラック薬局は、完治不能の病気と同じだと悟りました。
ハッピーな転職を応援しています。
薬剤師の平均転職回数って何回?

ほとんどの薬剤師は1回は転職をします。
薬剤師の平均転職回数は、2.5回です。
今では同じ会社や病院に、新卒で入社してずっと働く薬剤師はほぼいません。
私は転職を3回経験しました。
1回目の転職は、新卒で入社した薬局が自分のキャリアアップにつながらないと判断したからです。
2回目の転職は、大手企業を経験するためです。
大手を1回経験しておくと、かなり転職にメリットがあります。
私の経験上、この2回目の転職がキャリアアップと年収アップのキーポイントになりました。
3回目の転職は、2回目の転職で得られたキャリアと高収入を更に上げるためにしました。
一度大手で管理職をやると、次の転職でアピールポイントが増えます。
- 仕事は全部任せる事がすぐできると認識される
- マネージャーへの昇進が期待される
- 大手のやり方や情報を提供できる
転職3回目でも一発で採用になり、年収もアップしました。
とっても理想的な転職の経緯だと思われるかもしれませんが、私一人で考えたわけではありません。
転職エージェントと話し合って決めました。
薬剤師の仕事や会社員としての仕事は私一人で考えれますが、まだ若い頃だと転職をどうすればいいかなんて考えつかなかったです。
転職エージェントに、どうやってキャリアアップしていくかを相談しないと決めれませんでした。

私がお世話になったのはファルマスタッフです。
転職エージェントも親身に相談にのってくれます。
薬剤師に転職回数なんて関係ない?
薬剤師に転職回数なんて関係ない、という時代はもう終わりました。
特に大手では転職回数が多い人は、転職しようと活動しても採用されない事の方が多くなっています。

転職回数が多いと転職厳しい
転職回数が多い薬剤師が転職に成功しにくいのは、薬剤師数が年々増加しているので中途採用の必要性が無くなってきたからです。

大手企業では新卒薬剤師が毎年入社してくるので、わざわざ転職回数の多い薬剤師を中途採用する必要性が無くなってきています。
ですが転職回数が多いからって、転職を諦めることもありません。
人事担当者が転職回数をチェックするポイントは、
転職回数が理由で成功しない人
薬剤師の転職回数が理由で転職に成功しなくなるのは、新卒の24歳~30歳までの転職回数で決まります。
していたら、転職に成功するのはかなり厳しいです。
もちろん30歳までに3回転職して、そのあとは5年以上働いているのであればまだ成功する可能性はあります。
30歳までに3回転職をするということは、24歳からの6年間に3回転職なので、一つの会社や病院に2年間しか働いていない事になります。
薬剤師で転職回数が多いと転職が厳しい理由
30歳までの薬剤師の転職回数が多いと転職が厳しくなるのは3つの理由があります。

転職回数が多いと仕事ができない
短期間に転職回数の多い薬剤師は、仕事ができないと思われてしまいます。
会社や病院が転職回数が多くても欲しがる薬剤師は、一から教えなくてもできる薬剤師です。
薬剤師の仕事って、職場によってやり方が違ったり、管理方法が違ったり様々です。
2年間ではすべてが中途半端に終わってしまいます。
薬剤師として服薬指導をしたり調剤業務をするのは、誰だってすぐできます。
それなら派遣や契約社員でもいいでしょ。
転職回数が多いと長く働いてくれない
転職回数が多い薬剤師は、同じ会社(または病院)に長く働いてくれず、またすぐ辞めてしまうと思われています。
どの薬局・ドラッグストア・病院でも、一から教えるのって大変なんです。
長く働いてくれる薬剤師を欲しがっています。
せっかく採用したのに辞めてしまえば、また同じ作業を繰り返さないといけません。
すっごく時間とお金の無駄なんです。
採用する側からすると、転職回数が多いというだけで悩んでしまうのは仕方ないです。
転職回数が多いと人間関係がうまくできない
転職回数が多い薬剤師は、人間関係が問題で何回も転職をしていると思われています。
転職者の中には、正直にパワハラされてましたって言ってくる人もいます。
でもなんでなの?って面接者は考えます。
転職回数が多い薬剤師に人間関係に問題があるのかって、面接の時に分かるから安心してください。
業種別!薬剤師の転職は何回だと多い?
薬剤師にも薬局・病院・ドラッグストア・企業など様々な業種があります。
同じ業種で転職するという条件で、業種別に何回転職すると多いと思われるのかをまとめました。

調剤薬局薬剤師の転職回数
調剤薬局薬剤師の転職回数は何回でもいいなんて言われていますが、そんなことはありません。
年齢制限をしたのは、実際に転職活動をして1発で採用になる可能性が高い年齢があるからです。
大手薬局の場合は、40歳以上の薬剤師を中途採用するのは管理職だけです。
調剤薬局の場合には、地域差があります。
薬剤師が不足している地方の場合は、薬剤師であれば満足なので転職回数は問題にならない事が多いです。
病院薬剤師の転職回数
病院薬剤師の転職回数は、国立・公立・個人など経営母体で差があります。
国立や公立以外でも病床数に限らず、長く働いてくれる薬剤師を希望するので転職回数が多いとマイナスイメージに繋がります。
調剤薬局やドラッグストアのようにチェーン展開してるわけではないので、管理職の人数も限られているし、マネジメントのスキルも重要視されません。
真面目にずっと働いてほしいだけです。
ドラッグストア薬剤師の転職回数
ドラッグストア薬剤師の転職回数は、調剤薬局と同じです。
ドラッグストアは調剤併設型がどんどん増えているので、調剤業務をできる薬剤師を必要としています。
10年前まではドラッグストアに1人薬剤師がいればいいだけだし、薬剤師を採用しないドラッグストアが多かったです。
今はドラッグストアも調剤併設率を上げることに力を入れているので、業界の変化に対応できる薬剤師であれば、マネージャーにまで昇進して年収アップも狙えます。
企業薬剤師の転職回数
企業薬剤師の転職回数が厳しいと言われていますが、実際はそんなことはありません。
企業薬剤師は実績次第です。
企業は自社の医薬品を売るのが仕事なので、実績さえあれば転職回数は問題ではありません。
特にジェネリックメーカーは、営業に力をいれているのでおすすめですよ。
薬剤師で転職回数が多い人でも転職に成功するコツ
薬剤師は転職回数が多いことは不利になりますが、転職回数が多い人でも転職に成功するコツがあります。
転職回数によっても違いがあるので、しっかりコツをつかんで転職活動しましょう。

転職2回目のコツ
転職2回目の薬剤師が転職に成功するには、それまで退職理由と転職して貢献できることをしっかり説明する必要があります。
なんていう中途半端な退職理由だと成功しません。
退職理由と転職して貢献できることがつながっていることが大事です。
転職2回目の薬剤師が転職に成功するための文言を具体的に紹介します。
転職4回目のコツ
転職4回目の薬剤師は、すでにマイナスイメージがついているので非常に厳しいです。
でも転職4回目でも成功するコツがあります。
- 1回目の転職は薬剤師としてスキルアップ
- 2回目の転職は薬剤師の仕事の幅を広げる
- 3回目の転職はキャリアアップ
薬剤師としても会社員としても成長をするために戦略的に転職をして経験値を上げていったということです。
ここで注意しないといけない事があります。
転職3回した経験で、具体的にどのように貢献できたかを説明できないと成功しません。
薬剤師の平均転職回数2.5回を上回っている悪いイメージから、一気に成功に近づけます。
転職回数5回以上!転職10回でも成功するコツ
薬剤師の転職回数5回以上!まさかの転職10回目でも成功するコツは1つしかありません。
薬剤師は転職回数なんて関係ないと言われるのは、地方の調剤薬局が薬剤師不足だからです。
- 田舎過ぎて薬剤師が来たがらない
- 高齢化が進んでて需要がない
- 1人薬剤師なんてこともある
転職回数なんて関係ありません。
薬剤師であればいいだけです。

地方の調剤薬局の求人多数。
転職エージェントも親身に相談にのってくれます。
転職回数が多い薬剤師の職務経歴書のコツ
転職回数が多い薬剤師は、職務経歴書の書き方を変えるだけでも転職に成功しやすくなります。
転職回数が多い薬剤師のための職務経歴書のコツを紹介します。

職務経歴書の書き方のコツ
転職回数が多い薬剤師は、職務経歴書の出来次第で成功する可能性がアップします。
今回は転職回数が4回目までの薬剤師向けに、採用担当者の目に留まりやすい職務経歴書の書き方のコツを紹介します。
転職4回目でも転職に成功する職務経歴書の書き方のコツは3つあります。
- 出来ない事は絶対書かない
- 抽象的な書き方はしない
- 自己PRで貢献できることを具体的にアピール
転職に成功する職務経歴書の具体例
薬剤師が転職活動をするときに重要なのが、職務経歴書です。
転職回数が多くても転職に成功する職務経歴書の具体例を紹介します。
職務経歴書は一般的に8つの記載項目があります。
薬剤師の採用担当者は契約期間も重要視しますが、これまでの実績からの貢献度と将来性しか見ていません。
まず特技や技術の項目で、中途半端にできる事を書かないでください。
例えば1回だけ在宅の輸液を作成したとします。
自分一人で始めからできるのであれば書いてもいいですが、誰かの手伝いがないとできないのであれば書かない方がいいです。
調剤薬局版【職務内容】
調剤業務全般・全診療科に対応できる鑑査業務・抗がん剤混注業務・かかりつけ薬剤師としての調剤後服薬指導・トレーシングレポ―トによる服薬情報提供
また抽象的な内容も突っ込まれで失敗しやすくなります。
「コミュニケーションスキル」と書いた時に、実際に何をしたのかが分かりません。
誰とコミュニケーションをして、どういう結果が生まれたのかを具体的に書きましょう。
そこで学んだことが転職してからどの分野で活かせるのかも準備してください。
【活かせる知識・経験・技術】
多職種連携での薬学的提案(剤型変更・簡易懸濁など)・服薬調整支援のやり方を薬剤師へ情報共有・かかりつけ薬剤師算定〇件取得
自己PRは転職してから貢献できることを、具体的に書きましょう。
転職先は「いったい何をしてくれるの?」ということを知りたいんです。
【自己PR】
貴社では対人業務スキルを学び実践します。これまではかかりつけ薬剤師・服薬情報提供については同僚への指導ができるレベルと実績がありましたが、多職種連携の点では機会を与えてもらうことが出来ませんでした。在宅医療だけでなく医師への処方提案も含めて、提供できる医療の質を更に上げていきたいと考えています。
【自己PR】
貴社ではマネジメントを学びたいと考えています。管理薬剤師を経験したので、次のステップとして数店舗の運営を管理するマネージャーとしてスキルアップを求めています。一つの目標を全員で達成する喜びは、これまで経験した中でも自分をワクワクさせてくれました。マネージャーとして活躍しより大きな目標を達成することで、貴社に貢献できると考えています。
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薬剤師で転職回数が多い人がまずやる事
薬剤師で転職回数が多い人は、まずたくさんフォローしてくれる転職サイトに登録して、担当になったエージェントと何度も連絡を取り合ってください。
薬剤師の転職回数が理由で転職に成功しなくなるのは、新卒の24歳~30歳までの転職回数で決まります。
30歳までに3回以上転職していたら、転職に成功するのはかなり厳しいです。
転職回数が多い人は不利になってしまうのは事実ですが、やり方次第では成功に導くことができます。
転職エージェントに相談すれば、どうすれば一発で転職成功するのかを教えてもらえます。
登録する転職サイトの条件は3つあります。
私が薬剤師の採用担当をしていた時に、職務経歴書からも有望な人材だと感じたし、面接の受け答えもしっかりできていた薬剤師はファルマスタッフに登録していました。
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内容を確認して、自己PRをいったん書いてみるといいですよ。

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