薬剤師って入社してすぐ辞める人や転職したけどすぐ辞める人が多いですね。
私が実際に体験した「すぐ辞めるといってきた薬剤師」は、入社して1カ月でした。
すぐ辞めると言い出して本当に辞めていく薬剤師には、共通した辞めたいと思った理由があります。
では薬剤師をやり始めてすぐ辞めるという考え方は、正しいのでしょうか?それともNGなのでしょうか?
辞めたいほどつらい仕事であれば、すぐ辞めるのもよい考え方なのでしょうが、実はすぐ辞めてしまうと後々後悔してしまうことがあります。
今回は薬剤師が仕事を辞めたいと考えてしまう理由と、すぐ辞めるならやっておいた方が後悔しない事を紹介します。

薬剤師デイゴ
20代:年収450万のブラック調剤薬局でサービス残業
30代:転職で年収600万のブラック調剤薬局マネージャー
毎日22時まで仕事をし体調壊す
40代:ブラック卒業し転職!年収800万+投資・副業で年収1,000万達成
ブラック薬局は、完治不能の病気と同じだと悟りました。
ハッピーな転職を応援しています。

薬剤師が入社して仕事をすぐ辞める理由
薬剤師が入社して仕事をすぐ辞める理由は、新人薬剤師でなくても転職してきた薬剤師でも辞める理由は同じです。
薬剤師がすぐ仕事を辞める理由は、5つに集約されます。
- 仕事が忙しくて辛すぎる
- 仕事内容と年収のバランスが取れてない
- 人間関係で問題がある
- 研修など学ぶ機会が少ない
- ヒヤリハット・調剤事故

忙しすぎるからすぐ辞める
調剤薬局・病院・ドラッグストアに共通して薬剤師がすぐ辞める理由で一番多いのが、仕事が忙しすぎて辛いからです。
私は20年以上薬剤師をしていますが、これまで薬剤師の人員不足が解消したことは一度もありません。
入社前には面談で薬剤師の人員には余裕があるなんて言われて入社したのに、実際仕事を始めてみると仕事が辛すぎるなんてどこでもある話です。
年収低いからすぐ辞める
薬剤師は年収と仕事内容のバランスを考えると、すぐに辞めたくなります。
同じ薬剤師をしているのに勤務先の違いだけで、年収が全く違うことに驚くことは多いです。
特に仕事量と年収のバランスは大切ですし、年収が毎年上がらないというのもすぐ辞める理由になります。
人間関係ですぐ辞める
仕事内容や年収には満足してても、人間関係が悪ければ薬剤師でなくてもすぐ辞めるのは当たり前です。
正社員なら毎日8時間、月にすると160時間以上も一緒に働くのに、人間関係が最悪なんてすぐ辞めるでしょうね。
どれだけ楽な仕事でも年収が高くても、人間関係だけは我慢できません。

経験上、人間関係だけはどうしようもないです。
転職エージェントも親身に相談にのってくれます。
薬剤師なのに学べないならすぐ辞める
薬剤師なのに学べない職場だと、新卒薬剤師はすぐ辞めると決断してしまいます。
ベテラン薬剤師なら自分で学ぶことを理解していますが、新卒薬剤師の場合には入社の時に研修制度がしっかりしている会社を選ぶ傾向にあるので、学べない環境だとわかれば辞めてしまいます。
薬の勉強だけではありません。
薬剤師としての実務に関しても、忙しくて教えてくれないこともあります。
面談や説明会の際には「研修制度は充実していますしフォローもしっかりします」なんて言っておきながら、実際働いてみると話が全然違うという薬剤師の声をよく聞きますね。
失敗したからすぐ辞める
薬剤師は薬の失敗(ヒヤリハットや調剤事故)をすると、すぐ辞めたい気持ちになります。
もし大きな事故の場合には、すぐ辞めるでしょうね。
小さな失敗や健康被害が無かったら、すぐ辞めるという判断はせずに失敗しないようにするにはどうしたらいいのかを職場で話し合うと辞めなくても済みます。
でも話し合いも出来ない薬剤師ばかりなら、転職がおすすめです。

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すぐ仕事辞めたい薬剤師がやるべき事
仕事をすぐ辞めると決めたのなら、後悔しないようにトラブルにもならないように薬剤師がやるべきことがあります。
すぐ仕事を辞めたいからといって、次の日から辞めていなくなることは出来ませんよね。
これからお伝えすることは、薬剤師が今いる職場を辞めた後にも影響があるのでしっかり覚えておいてください。

すぐ転職サイトに登録する
すぐ辞めると決めたのなら、今すぐに薬剤師の転職サイトに登録してください。
薬剤師転職サイトに登録をするときには、自分の希望となぜすぐ辞める決断をしたのかを正直に書いてください。
特に重要なのが、
転職をするときに大事なのが、同じつらい経験を二度としないようにすることです。
そのためには、転職エージェントに自分が辞めると決めた理由を伝えないといけませんね。

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辞める時期を決める
薬剤師がすぐ辞めたいと思っても、すぐ辞めるのではなく辞めるべき時期を決めましょう。
賢い薬剤師なのに、感情に任せてすぐ辞めるなんて判断にならないようにしましょう。
辞める時期を決めるポイントは3つあります。
- 賞与の時期はいつなのか
- 退職が決まっている場合、賞与は支給されるのか
- 有給休暇は何日残っているのか
よく会社の就業規則に「退職の告知は3か月前」というように時期が決まっている場合がありますが、その時期を守らなくてもデメリットはありません。
辞める時期が決まるまでは、辛いかもしれませんが忍耐しかありません。
でも辞める時期が決まると、精神的には本当に楽になりますよ。
辞めた後に働く職場を見学
薬剤師がすぐ辞めると決めると、どこでも働けるからという考えから転職サイトに紹介された辞めた後に働く予定の職場を見学もせずに決める人がいます。
年収を上げたいためだけなら見学はしなくてもOKですが、労働環境や人間関係が問題で辞めると決めたのであれば必須です。
できれば実際働いているスタッフさんに話を直接聞いてみるのがいいです。
後悔しない!薬剤師がやめた後に必要な考え方
薬剤師は辞めた後に、すぐ辞める薬剤師だと思われないためにも必要な考え方があります。
薬剤師が辞めて転職したあとは、その職場で長く働くという考え方が大切です。

薬剤師は資格があるのでどこでも働けます。
だから何回転職してもいいという考えの薬剤師がいます。
薬剤師だって信用が大切です。
何度も転職したりすぐ辞める薬剤師を誰が信用してくれますか?
薬剤師は確かに転職しやすい職種ですが、すぐ辞める薬剤師はどこで働いても辞めるし、年収が高いと年収を上げるために転職していると思われてしまいます。
せっかく薬剤師としてキャリアアップもスキルアップもできる職場を見つけたんですから、できるだけ長く働きましょう。

転職で年収アップする多数。
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薬剤師がすぐ辞めるのって正しい?
薬剤師がすぐ辞めるのって正しいかというと、今のご時世なら正しいと言えます。
薬剤師はすぐ辞めれるのは、薬剤師の求人が多いし年収も高いからです。
誰だって薬剤師として働いていて辞めたくなることはあります。
他の職種であれば、辞めてしまえば正社員として働けるとの限りません。
年収だって下げないと転職できないこともあります。
ですがすぐ辞めたい薬剤師には、考えておかないと後悔することだってあります。
何回も転職を繰り返すと、薬剤師としての信用が損なわれます。
薬剤師でなくても、何度も転職をする人はそれだけで信用されません。
転職をするのは良い事なのですが、期間が短かったり回数が多すぎるとデメリットしかありません。
薬剤師は今すぐ辞めると決断をするなら、しっかり準備をしてやめましょう。
まず転職サイトには必ず登録をして、転職エージェントとよく相談をしてください。
そして紹介してもらった求人の職場見学をして、たくさん質問をしましょう。
転職サイト選びと転職エージェントの使い方次第で、長く働ける職場を見つけることが出来ます。
転職することは悪くないですが、後悔しない転職をしてくださいね。

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