薬剤師を辞めたいと思う理由は、新卒薬剤師・ベテラン薬剤師・管理薬剤師・薬局長と立場や経験によってその理由も様々です。
薬剤師になったら誰しも一度は辞めたいと思うものです。
ですが薬剤師を辞めたいと思って、勢いで辞めてしまって後悔することが多いんです。
今回は薬剤師を辞めたい理由と、後悔しない対処方法について詳しく解説します。
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薬剤師デイゴ
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薬剤師を辞めたい3つの理由
薬剤師を辞めたいと思う理由は大きく分けて3つあります。
新卒薬剤師・ベテラン薬剤師・管理薬剤師・薬局長など経験や役職が違っても共通です。
調剤薬局・ドラッグストア・病院薬剤師など職種が違っても同じです。

薬剤師が辞めたいと本気で考えてしまう理由は3つですが、その根本となる原因は一つしかありません。
人員不足です。
薬学部も新設され、薬剤師国家試験の合格者も増えてきました。
なのに人員が増えない。
増やす気が無いんです。
薬剤師を辞めたいと思ったら、解決策は2つに絞られます。
- 今の職場を自ら改革する
- 転職する
私がおすすめするのは転職です。
薬剤師を今すぐ辞めては後悔します。
まずは自分のライフスタイルにピッタリの環境があるのか、転職エージェントに相談してみましょう。
まず登録するのは、親身になって悩みを聞いてくれる「ファルマスタッフ」です。
年収も上がるからおすすめです。
新卒薬剤師はミスをすると必ず辞めたいと思う
薬剤師をしていて、新卒だけでなく私のような20年以上のベテラン薬剤師でも必ずミスをすると辞めたいと思います。
薬剤師をしていて辞めたいと必ず思ってしまうミスを紹介します。
当てはまったからといって、辞めたいと思っても今すぐ辞めないでくださいね。

このまま辞めたいと思うミス
薬剤師が起こしてしまうミスの中でも、薬そのものにかかわるミスは今すぐにでも辞めたいと思ってしまいます。
- 他薬調剤のミス
- 禁忌
- 規格違いのミス
- 用法・用量のミス
- 一包化のミス
- 散剤の分包ミス
しっかり鑑査したのにと思っていても、薬にかかわるミスをしてしまうと辞めたいと思って当然です。
幸いにも疑義紹介でミスを防止できていますが、実際に薬を服用していたら、鑑査した薬剤師は辞めたいと必ず思ってしまう事例を紹介します。
チザニジン錠1mg「サワイ」(先発医薬品名:テルネリン錠1mg)1錠分1朝食後
公益財団法人日本医療機能評価機構
が処方された。患者に確認したところ、肩こりなどの症状はなく、処方医から糖尿病
治療薬が処方されると聞いていた。疑義照会を行った結果、テネリア錠20mgに変更と
なった。
辞めたいほどのミスが起こる理由
薬剤師を辞めたいと思うほどのミスが起こるのにも理由があります。
薬剤師が辞めたいと思うミスが起こる理由は、人員不足です。
大型病院や大手チェーン薬局・大手ドラッグストアでは、システムの問題で辞めたいほどのミスが起こることは非常に少ないです。
ミスを防止できるためのシステムは充実しています。
その反面、中小のチェーン店やクリニックでは、設備投資にお金をかけることが出来ないのでミスが発生しやすいのが現状です。
人員不足だけは、どれだけ凄腕の薬剤師でも、システムをしっかりしても補うことが出来ません。
薬剤師はマンパワーだからです。
まずご自分が働いている環境をチェックしてみて下さい。
辞めたいと思うほどのミスが起こっているのか?
辞めたいと思うほどのミスが起こる可能性がある環境なのか?
薬剤師が辞めたいと思う理由にはプレッシャーがある
薬剤師が辞めたいと思う理由はミスだけではありません。
患者からのプレッシャーです。

辞めたい理由:待ち時間のプレッシャー
薬剤師が辞めたいと思うプレッシャーといえば、待ち時間です。
1分でも早く交付しないと患者クレームが発生してしまうと思えば、かなりのプレッシャーです。
私は20年以上やっていますが、いまだに患者のプレッシャーには慣れません。
辞めたい理由:薬局長のプレッシャー
薬剤師が辞めたいとプレッシャーを感じる理由は患者だけではありません。
薬局長や先輩薬剤師のプレッシャーもあります。
新卒薬剤師などまだ経験不足の場合、調剤のスピードや鑑査のスピードに個人差があります。
ピークの時間帯になると、薬剤師全員がプレッシャーを感じるようになり、ちょっとでも遅くなると上司(薬局長・管理薬剤師)や先輩薬剤師から「まだできないのか!」と怒られてしまいます。
毎日プレッシャーにさらされてしまうと、やっぱり薬剤師を辞めたいと思うのも当然ですね。
私に言わせると、「もっとスピーディーに仕事をしろ!」という上司や先輩は仕事のできない人です。
薬剤師を辞めるのではなく、早々に転職されることをおすすめします。
辞めたい理由:マネージャーや社長からのプレッシャー
薬剤師が辞めたいとプレッシャーを感じる理由には、組織を管轄するマネージャーや社長からのプレッシャーもあります。
実際に働いている薬剤師の気持ちや環境を考えずに、プレッシャーを与えてくる存在です。
特徴的なのが、大手チェーン調剤薬局とドラッグストアです。
私は多くの転職希望者と面談をして辞めたいと考えた理由や経緯を聞きましたが、大手チェーンにはノルマもあり絶え間なくプレッシャーを与えられることが分かっています。
プレッシャーを与えるマネージャーや社長は、仕事ができない人です。
自分が何かからプレッシャーを与えられているから、誰かにプレッシャーを与えないと気が済まない人です。
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薬剤師ってしんどいし辛すぎる
薬剤師ってしんどすぎる職業ですよね。
精神的にも肉体的にも限界を感じるしんどさってあります。

しんどいから辞めたい
薬剤師を20年以上やっていると、薬剤師という仕事はしんどいと思います。
薬剤師になる前って、キレイな白衣を着て、知的で物静かないうイメージでした。
ですが薬剤師をしてみると、
患者が少ない日が本当に幸せだしホッとします。
しんどすぎる薬剤師の仕事の数少ない喜びと言えば、メーカーさんの勉強会のお弁当です。
辛すぎるから辞めたい
薬剤師って、常に人員不足だから本当に辛すぎます。
本当は辞めたいと思うけど、自分が辞めると周りの薬剤師に迷惑が掛かってしまうだけでなく、患者にも迷惑が掛かってしまうと想像するだけで辛くなります。
転職して環境さえ変われば自分は辛すぎる環境からは逃げることが出来る。
でも周りのことを考えてしまうと、すぐ辞めますって言えません。
管理薬剤師・薬局長を辞めたい
管理薬剤師・薬局長は重大な責任を負うので、辞めたいと思うことが多いです。

薬局長(または薬剤部長)を兼務していたらなおさら辛くて辞めたいと思うことがあります。
管理薬剤師には唯一、開設者へ具申できる権利が明記されていますが、無駄なことがほとんどです。
プレッシャーを抱え込むのが、管理薬剤師です。
だからといって、管理薬剤師を辞めるとなると、年収が減ることに直結するので、仕事と家庭の板挟みになります。
まさに管理薬剤師こそ、中間管理職の代表格!
管理薬剤師をどうしても辞めたいと思ったら、解決策は一つしかありません。
代わりになってくれる人材をレベルアップさせて、管理薬剤師にさせることです。
それには、レベルアップする喜びと年収アップできる喜びを同時に伝えてください。
もちろん責任を伴う仕事であることも教えないといけません。
私がこれまで部下を管理薬剤師にするのに、1年間かけて指導しました。
管理薬剤師を辞めたいと思わないように、基礎からしっかり教え込みました。
これまで誰一人として、管理薬剤師を辞めたいと言ってきた薬剤師はいません。
薬剤師に向いていなかったから辞めたほうがいいのか
薬剤師として働いてみて、薬剤師に向ていなかったから辞めたほうがいいのかも・・・と思ってもすぐ辞めないでください。
実は薬剤師の仕事って向いているとか向いていないとかではありません。

向いていなかったと思ったら
薬剤師に向いていなかったと思ったら、考え方を変えましょう。
薬剤師は医療従事者なので、どうしてもボランティア精神がでてしまいます。
薬剤師として、医療人として働かないといけないので、多少のボランティア精神は必要です。
薬剤師に向いていなかったという人って、本当に優しい人が多いんです。
「薬剤師=仕事」と割り切ってみましょう。
仕事なんだからと考えると、つらいことがあっても「生活の為にしていること」だと諦めもつきますよ。
辞めたほうがいいのか?
薬剤師に向いていなかったと感じても、辞めたほうがいいなんて思わないでください。
薬剤師ってかなり儲かりますし、うらやましがられる仕事です。
薬剤師という国家資格を持っているからこそ、平均以上の生活ができるんです。
つまりあなたが転職したいと思って活動をすると、2社以上からは必ず声がかかるということです。
他の業種と比較しても、非常に高い数値ですし、有効求人倍率も伸びています。
たしかに薬学部が増えてきて、薬剤師の人数も増加してきました。
ですが薬剤師が働く職場も増えてきています。
未経験でも転職ができる職種って、ほぼないですよ。
よく薬剤師はオワコンなんていう人がいますが、まだまだ伸びしろがある仕事です。
薬剤師はオワコンではありません。
同じ仕事でも年収上がれば、辛くても妥協できます。
環境を変えるだけで年収アップできます。

年収600万円以上の求人多数。
転職エージェントも親身に相談にのってくれます。
薬剤師として働きたくない!薬剤師を辞めて違う仕事ってできるの?

薬剤師としてもう働きたくない!薬剤師を辞めて違う仕事をしたい!
薬剤師を辞めて違う仕事をするという選択肢があると思いますか?
確かに薬剤師というおいしい仕事を辞めて違う仕事をすれば、気持ちは楽になります。
でもその代償は大きいことを理解してほしいんです。
薬剤師を辞めて違う仕事をするとしたら何をしますか?
そんな甘い社会ではありませんよ。
薬剤師を辞めたいと思って、薬剤師以外の違う仕事をしたいと考えてもできることは限られています。
今の労働以上に過酷な状況に自分を追い込むか、安定を求めるか、冒険するかしかありません。
仕事辞めたい薬剤師にはまず転職がおすすめ

仕事辞めたいなら、まず他の薬剤師の職場がどんな環境なのかを見に行きましょう。
- 調剤薬局で働いているなら調剤薬局
- 病院で働いているなら病院
- ドラッグストアで働いているならドラッグストア
出来れば2か所の転職先を見に行ってください。
調剤薬局を例に説明します。
規模の全然違う薬局の現状を知ることで、辞めたいと思っていた理由なんてちっぽけな悩みに感じるかもしれません。
悩みだけではありません。
- 薬剤師の人員が十分なのか
- 設備は充実しているのか
- 職場の雰囲気はいいのか
現状と比較することで、また辞めたいと思わないような転職ができます。
もちろん年収だって上げることもできます。
薬剤師を辞めたいならここ!おすすめの転職サイト
辞めたいと思ったら、まず転職サイトに登録してみましょう。
私も利用したことがあるし、人事担当の時にもお世話になった転職サイトを紹介します。

今すぐにでも辞めたいならファルマスタッフ
今すぐにでも辞めたいという方には、ファルマスタッフがおすすめです。
ファルマスタッフの特徴は3つあります。
- 大手調剤チェーンが運営する転職サイト
- 求人情報のメリット・デメリットもしっかり伝えてくれる
- 高給与の求人も多い
3か月以内には転職を考えているスピーディな対応を求めるなら、ファルマスタッフですね。
薬剤師の業界をしっかり理解している転職サイトなので、本音で悩みや希望を相談することが出来ます。
年収も上げたいなら、まずファルマスタッフに登録しましょう。
薬剤師を辞めたいと思ってから後悔しない方法

薬剤師を辞めたいと思ってから、すぐに辞めてしまうと必ず後悔します。
ゆっくり休めば辞めたい気持ちも落ち着くだろうとすすめる方もいますが、現実問題として長期休暇は取れますか?
多くの転職を経験した薬剤師は、転職先を決めてから有給休暇を全て取得してリフレッシュしています。
薬剤師を辞めたいと思ってから後悔しないようにするには、3つの手順で進めてください。
- なぜ辞めたいと思ったのか気持ちを整理する
- 転職の条件をしっかり決めておく
- 転職サイトに登録して実際に見学に行く
失敗する事例で一番多いのが、転職サイトに登録したけど条件だけ聞いて動かない事です。
紹介された求人のうち1か所でもいいので、見学に行ってください。
自分の目で確かめることで、利用した転職サイトが信頼できるのかわかるだけでなく、辞めたいと思ったはずが辞めたくなくなることだってあります。
そんな好条件だと分かったら、転職に進むと後悔なんてしません。
薬剤師を辞めたい理由のまとめ
薬剤師を辞めたい理由は、5つあります。
新卒薬剤師・管理薬剤師・ベテラン薬剤師によって、辞めたいと思う理由には違いがあります。
どんな理由であれ、必ず対処方法はあるものです。
薬剤師は本当に優しい人種です。
だからといって、周りに迷惑がかかるから辞めることが出来ないと思ってはいけません。
結局働くのは自分です。
薬剤師の仕事環境はとっても閉鎖的です。
外の世界を知らなければ、今の自分の辞めたいという悩みがどの程度なのかも分かりません。
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