薬剤師になって後悔したこと!転職に失敗して辛くて辞めたい

薬剤師転職
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薬剤師になって後悔したことはあるかと聞かれたら、後悔したことはあると答えます。

特に薬剤師1年目だと、実際薬剤師として仕事をしてみたら後悔したということも多いようです。

でも薬剤師の仕事の面での後悔って、薬剤師を辞めたいほどの後悔ではありません。

本当の後悔は転職した時にやってきます。

今回は薬剤師になって後悔した事と、せっかく転職したのに辞めたいと思うほど後悔した薬剤師の体験談を紹介します。

貴方には後悔してほしくないので、同じ薬剤師として後悔しない転職方法を教えます。

この記事を書いた人

薬剤師デイゴ

20代:年収450万のブラック調剤薬局でサービス残業
30代:転職で年収600万のブラック調剤薬局マネージャー
   毎日22時まで仕事をし体調壊す
40代:ブラック卒業し転職!年収800万+投資・副業で年収1,000万達成

ブラック薬局は、完治不能の病気と同じだと悟りました。

ハッピーな転職を応援しています。

薬剤師になって後悔したこと

薬剤師になって後悔した事があるのかと聞かれると、2つの後悔が思い付きます。

後悔したからといって薬剤師の仕事を辞めたいとまで思いませんが、もっと薬剤師の仕事に集中したいというのが本音なんですね。

薬剤師になって後悔した事

クレームが多いのが後悔

薬剤師になって後悔するのが、患者からのクレームが多いことです。

薬剤師になって失敗したなぁと思ったこともあります。

  • 待ち時間が長い
  • 予約日までの薬が無くなった
  • 家に帰ってみたら薬が入っていなかった

待ち時間が長いことで起こるクレームが多いのは、どこの薬局や病院でも同じです。

薬がないというのもとっても多くて、自分の管理不足を薬剤師のせいにして薬をもらおうとする患者もいます。

仕事量が多いのが後悔

薬剤師って調剤薬局・病院・ドラッグストアとどの業種であっても、仕事量が多いのが後悔の理由にもなっています。

「もっと薬剤師としての仕事だけに集中したい」と思っても、在庫管理や報告書など仕事がどんどん増えてきます。

薬剤師としてスキルアップして、より医療に貢献できる薬剤師になろうとしても、薬剤師以外の仕事が押し寄せてきてとてもじゃないけど時間が取れないのが実際です。

薬剤師を辞めたいほどの後悔はない

よく考えてみると、薬剤師になったこと自体を後悔することって実は少ないんです。

確かにクレームはあるし、仕事も忙しいですが、薬剤師という仕事って辞めたいと思うほどの後悔はありません。

薬剤師という仕事をしていると多くのメリットがあります。

  • 高収入
  • 周囲から羨ましがられる
  • 尊敬・感謝される

つまり働く環境さえよければ、高望みをしなければ、薬剤師という仕事に後悔なんてありません。

薬剤師が転職して後悔したこと3選

薬剤師が辞めたいほど後悔するのは、転職に失敗した時です。

薬剤師としてやりがいを求めて、もっと良い環境で働きたいと転職しても後悔してしまう理由があります。

私が調剤薬局チェーンで人事担当をしていた時、中途採用の面接にきた薬剤師に転職理由に関するアンケートを取っていました。

転職して後悔したアンケート結果から分かる転職に失敗した理由を紹介します。

薬剤師が転職して後悔

1位:人間関係で後悔

薬剤師が転職して後悔した理由で一番多いのが、人間関係です。

1日の大半を一緒に働くので、人間関係が悪ければ後悔するのは当然です。

アンケート結果から、人間関係に関する具体的な事例を紹介します。

  • 上司・経営者と意見が合わなかった
  • 陰口を言われていた
  • 強いプレッシャーをかけられ続けた

ハローワーク求人広告を利用して転職した方に多いのが人間関係です。

  • 「アットホームな職場」と書かれていたので安心していた
  • 写真も仲良さそうだった
  • 面接官の話しを信じ切っていた

人間関係が良好なのかは、実際に働いているところを見てみないと分からないのに、情報が少なすぎですね。

私が面接をした薬剤師の人間関係で後悔した体験談では、パワハラいじめと思えるケースもありました。

  • 家庭と仕事の両立を理解してもらえなかった
  • 仕事が遅いからと毎日怒られていた
  • 経験不足なのに仕事を教えてもらえなかった

Deigo
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2位:残業多くて後悔

転職してみたけど、忙しすぎて毎日残業していると転職したことを後悔する薬剤師は多いです。

転職する前の職場も忙しすぎて辛いから転職を決意したのに、転職してみたら全然変わらなかったという体験者もいました。

残業の場合には収入が増えてしまうので、人間関係よりは我慢ができる理由だとアンケート結果から分かりました。

ひどいケースでは毎日22時まで働いていた薬剤師もいました。

仕事から帰ってきても気力も奪われていて、ただ職場と家庭を往復する毎日だったそうです。

残業ゼロなんてことは薬剤師は望んでいません。

でも残業が多いということは、調剤鑑査や服薬指導に時間が取れないので不安でしかありません。

それに疲れがたまるとミスを起こしやすくなります。

薬剤師として長く同じ職場で働くなら、体調管理は大切ですね。

3位:年収・給料・賞与で後悔

薬剤師が特に個人経営の調剤薬局・病院・ドラッグストアに転勤した時に後悔するのが、年収・給料・賞与のお金の問題です。

大手の会社だと賃金規定がきちんと決められているので、定期昇給や賞与の割合なども分かりやすいです。

個人経営は、お金の問題には本当に注意しないといけません。

転職して後悔するのが、面接したときには毎年ベースアップするといっていたのに、儲かっていない事を理由に年収や賞与を上げないケースです。

「給料が上がらないのが嫌なら、辞めるしかないね」と開き直る経営者もいます。

年収や賞与の問題で後悔したくない方は、大手への転職をおすすめします。

調剤薬局に転職して失敗した体験談

調剤薬局に転職して失敗した薬剤師の体験談を紹介します。

これは私が人事担当をしていた時に面接に来てくれた薬剤師の体験談です。

薬剤師が調剤薬局に転職して後悔

転職に失敗するには理由がある

まずはその薬剤師さんが転職に失敗した理由を紹介します。

薬剤師本人は失敗した理由は理解されていませんでしたが、私には3つの原因が分かりました。

転職を後悔した原因
  • 求人広告をみて応募した
  • 店舗見学を短時間で終わらせてしまった
  • 面接の際にほぼ質問をしなかった

まず薬剤師の求人広告を見て応募すると、転職して後悔することが多いです。

実は薬剤師の求人広告はかなり安く掲載することが出来ます。

転職サイトに登録して成功報酬を支払うよりも、1/10以下で済みます。

薬剤師の求人広告で転職活動をすると、自分と人事担当でしか話をしません。

得られる情報が少なすぎるし、人事担当者も本当のことを言っているとも限りません。

質問はありますか?と言われても、事前にしっかり準備をしていかない限りは少ししか出てきません。

店舗見学も忙しそうだからと、さらっと終わらせてしまいスタッフの人間関係も見ることが出来ません。

失敗するに決まっています。

転職して後悔した体験談

調剤薬局の大手チェーンに、新卒薬剤師として入社して2年が経過しました。

薬剤師としてのスキルも少しは自信が持てるようになってきたころ、会社からはノルマのように収益を上げるように指示がありました。

  • 残業を削減しろ
  • ハイリスク加算はベタどり
  • ジェネリック加算を取得しろ

毎月店舗でミーティングがあり、会社からのノルマをどうやってクリアするのかを話し合いました。

人間関係はうまくいっている方だったので、一歩ずつステップアップできるよう頑張ろうとモチベーションを上げていきました。

そんな時に信頼していた2年先輩の薬剤師が転職することになりました。

薬剤師が1名減っても、会社は補充はせずノルマも変わりません。

仕事が忙しくなってくると人間関係も次第に悪くなってきて、上司からは仕事が遅いと叱責されるように・・・。

薬剤師が転職して後悔した体験談

これは私もすぐ転職するしかないと、求人広告を見つけてアットホームな感じで残業もないと書いてある調剤薬局に応募しました。

人事担当者との面接はよい雰囲気で終わり、店舗見学も調剤室の設備を見せてもらったり、電子薬歴の機種を教えてもらったりしました。

年収も430万円から500万円までアップできると言われ、転職を即決しました。

でも実際に転職して働いてみると、人間関係はそこまで悪くないですが後悔したことが3つありました。

  • 毎日残業しないと終わらない
  • 休みを自由に取りづらい雰囲気
  • 少し体調悪いくらいでは休めそうにない

大手の調剤薬局ではないので、薬剤師が1人休むと他の薬剤師にしわ寄せがかかってしまいます。

リフレッシュ休暇なんて言える雰囲気ではないし、ちょっと体調不良でも休めません。

みんなそうやっているから、私だけって無理なんです。

もっと待遇のいい調剤薬局はあったと思います。

少しでも早く転職したいという気持ちが強かったので、得られる情報が少なすぎました。

転職で後悔しない秘訣は、焦らない事だと分かりました。

Deigo
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薬剤師が後悔しない転職方法

薬剤師が後悔しない転職方法を紹介します。

誰だって失敗なんてしたくない転職なので、一つずつやってみて下さい。

薬剤師が転職して後悔しない方法

転職して失敗したくないならどうする?

薬剤師が転職しても失敗しないように後悔しないようにするには、

コミュニケーションが大切です。

薬剤師の仕事は、調剤薬局・病院薬剤師・ドラッグストアと業種に限らず、チーム医療を重要視しています。

つまりコミュニケーションがうまく取れない薬剤師は、転職をしても必ず後悔してしまいます。

薬剤師にとってコミュニケーションが重要だという事例を2つ見つけましたので紹介します。

一度は別の仕事をしていたけど薬剤師にやりがいを感じて転職した事例です。

絶対にこのやり方でなければならない,変えてはいけないと固執せず,臨機応変に対応していると,他職種とも自然にコミュニケーションがとれ,チーム医療が築けた.周囲に聞くと,私は気軽に話しかけやすい薬剤師のようだ.

薬局事務から薬剤師へファルマシア・56巻・10号・948頁

病院薬剤師となった今,私は改めてコミュニケーションの重要性を感じている.患者対応を含め,多くの医療従事者と連携・協働するためには高いコミュニケーション能力が求められるが,その中で,これまでに培ってきたコミュニケーション能力が生きていると感じる.

自動車整備士から薬剤師への転身ファルマシア・55巻・12号・1158頁

薬剤師が転職をして後悔した理由のアンケートでは、人間関係が最も多いという結果が出ています。

良好な人間関係さえあれば、転職しても辞めずに続けることが出来ます。

そのためにはコミュニケーションは大事ですね。

後悔しない転職方法

薬剤師が転職に失敗せず、転職しても後悔しない方法には8つのコツがあります。

  • 転職活動をするときの気持ちの準備
  • 転職サイトの選定
  • 見学するまでにすべきこと
  • 面接の時に確認しておくこと

転職活動をするならやっておかないと後悔する心得をまとめました。

後悔しない転職方法
  • 辞めたくても焦らない
  • 要望をしっかり聞いてくれる転職エージェントは必須
  • 求人先に質問したいことをまとめておく
  • 見学する前に希望する条件にOKをもらっておく
  • 求人件数の多い転職サイトに絞る
  • 非公開求人のある転職サイトに登録
  • 見学するときはスタッフにも話を聞く
  • 給与・休日に関する就業規則の概要を聞いておく

そして転職して後悔しないためには、人間関係が良好なのかを確認しておく必要があります。

人間関係で後悔しないために
  • 薬剤師と医療事務が会話しているか?
  • こちらが挨拶したときに笑顔で対応してくれるか?
  • 面接官だけが説明していないか?

転職して人間関係で後悔しないためにも、見学に行った際にはチェックしてくださいね。

後悔しない転職サイト選び

転職して後悔しないためには、求人広告やハローワークを利用していては情報不足になります。

求人広告やハローワークは良い事しか書いてありません。

必ず転職サイトに登録して、転職エージェントと相談してください。

私も利用したおすすめの転職サイトは、ファルマスタッフでした。

薬剤師が後悔(転職サイト)

ファルマスタッフは大手調剤薬局チェーンが運営する転職サイトなので、情報量も多く非公開求人もたくさんあります。

ファルマスタッフに登録すると、担当の転職エージェントがすぐに決まり、条件にピッタリな求人をどんどん紹介してくれます。

もちろん転職エージェントとの相性が重要なので、気に入らなかったら担当を変更してもらうことも可能です。

後悔しない失敗しない転職をするためには、転職活動中にどれだけ不安なことを解消できるかにかかってきます。

早く仕事を辞めたいからといって、焦ってはいけません。

薬剤師はやりがいのある仕事です。

年収も高いし、周りからも羨ましがられる仕事です。

年収800万円なんて簡単に目指すことが出来ます。

薬剤師になって後悔(年収)

それには薬剤師としての職能を発揮できる環境で働かないといけません。

まずファルマスタッフに登録するときに、満足できていない事や不安なことを思い付く限り書きこみましょう。

転職エージェントがすぐ対応してくれますよ。

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